田中靖浩の著書

会計の世界史

イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語。簿記、会社、利益、管理会計、ファイナンスが、どんな時代のどんな必要から生まれたのか。細かな計算からではなく、人と社会の物語から会計の全体像へ入る本です。

田中靖浩 著『会計の世界史』の書影
日本経済新聞出版、2018年刊

会計を「人間が必要に迫られてつくった仕組み」として読む。

会計用語だけを先に覚えようとすると、ルールがばらばらに見えることがあります。本書は15世紀イタリアから21世紀までをたどり、商売の広がり、会社の誕生、鉄道や大量生産、投資家への情報公開とともに、会計がどう変化したかを描きます。

ダ・ヴィンチ、レンブラント、フォード、エジソン、マッキンゼー、ビートルズなど、会計書では意外に見える人物や文化を手がかりにする構成です。歴史好きの方、数字の背景を知りたい方、会計の各分野の位置関係をつかみたい方に向いています。

この本で得る入口
簿記、会社、財務会計、管理会計、ファイナンスが、ひと続きの歴史の中で生まれた理由を読む。

この本だけでは扱わないこと
仕訳の反復練習、簿記検定の出題対策、個別の申告・節税判断、最新基準の実務手順。

9つの変化を、3つの時代で見渡す。

イタリアからオランダへ

帳簿と会社

銀行、複式簿記、株式会社。商売が個人の手元を離れ、遠くへ、大きく広がるための仕組みを追います。

イギリスから世界市場へ

利益と情報公開

鉄道など大きな投資を必要とする事業から、利益計算、投資家への報告、国際的なルールへ進む流れを見ます。

アメリカの産業と経営

管理と価値

大量生産を支える原価計算、経営判断のための管理会計、企業価値を考えるファイナンスへ視野を広げます。

出版社の内容紹介をもとにした読書の見取り図です。

原著とマンガ版、どちらから読む?

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版刊行・ISBN特徴選び方
原著『会計の世界史』2018年9月27日
9784532322038
A5判・424ページ。人物、絵画、企業、音楽を交え、会計の変化を長い物語としてたどる。背景やつながりまで、文章でじっくり読みたい。
マンガ 文庫版 ↗2024年8月27日
9784296121052
田中靖浩 著、飛高翔 作画、星井博文 脚本。文庫判・208ページで6編の物語に凝縮。持ち歩きやすい形で、まず流れをつかみたい。
マンガ 単行本版 ↗2021年11月16日
9784532324285
田中靖浩 著、飛高翔 作画、星井博文 脚本。A5判・176ページの旧版。中古書店や図書館で探すとき、文庫版と区別したい。

迷う場合は、マンガで人物と時代の流れをつかみ、もっと背景を読みたくなったら原著へ。最初から歴史読み物が好きなら、原著から始めても構いません。

原著の書誌情報

正式書名
『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語』
著者
田中靖浩
発行元
日本経済新聞出版
発行日
2018年9月27日
ISBN
9784532322038
判型・ページ
A5判・424ページ

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原著の書誌・内容は日経BOOKプラス、マンガ文庫版は日経BOOKプラス、マンガ単行本版は版元ドットコムで照合(2026年9月25日確認)。価格、在庫、電子版は販売元の最新情報をご確認ください。

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会計を、歴史の側から。

数字の前に、その仕組みが必要になった理由を読む。

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